高校32回生3年O組のメンバーが、12年9月1日(土)に、池袋西口の居酒屋に集まった。残暑の厳しい中、 また27年振りの開催にも関わらず18名が出席し、皆元気な姿を見せていた。

卒業して32年が経ち、恩師である松山先生は3年前に他界され、お招きすることはできなかったが、 卒業後初めて顔を合わせた者もおり、少し話をしはじめると、皆、顔と名前が一致したようだった。 昨年50歳を迎え、皆、さまざまな人生の歴史を刻んできているが、高校時代を共に過ごした友人は、 心のどこかで、大きな存在であったのではないだろうかと思った。

今般、高校の同窓会事務局より頂いた名簿をもとに、同窓会の案内をしたが、連絡先が不明だった人のうち、 5名の所在が明らかになった。卒業後もそれぞれが個人的な繋がりを持たれていることを痛感した次第である。

今回出席された方々は、現在社会の第一線で活躍をされている方がほとんどであるが、欠席された方の中には、 ご自身やご家族の関係で出席できなかった方もいらっしゃると思う。昔のように全員が集まることはできないだろうが、 「昔、皆がいた場所・時間は作ることはできる」という想いさえあれば、いつでもこのような会合を持つことができると実感した。

記　榊原　宏（1980年卒3年O組）