会長挨拶
内野大三郎(1989年卒第41回生)
2022年(令和4年)の同窓会の定時総会の中止に伴い、総会に準ずる議決機関としての常任幹事運営委員会が6月4日(土)に開催されました。そこで全員の賛成により、第8代同窓会長に就任しました内野大三郎(41回生)です。
昭和58年に城北中学に入学、6年間水泳部で水球をしていました。中学3年時には全国優勝を、高校3年間はインターハイ・国体に出場し、3年時には東京都代表キャプテンとしてチームを率いて参りました。その後、2年間の浪人生活を経て、日本大学法学部に1年在籍、中央大学法学部法律学科に3年在籍(その後、学員に加入)、早稲田大学法学部を4年半かけて卒業しました。
平成17年に行政書士登録をし、翌年に宅地建物取引士となり、現在に至ります。
城北学園の校訓である「着実・勤勉・自主」は、ご存知かと思いますが、教育目標が、「人間形成と大学進学」であると言うことは、在学中も卒業後も意識をしたことがありませんでした。本校は「社会を支え、社会を導くリーダーとして活躍する人間、社会を支え、人と人とをつなぐことのできる人間の育成」をすることに主眼を置いていることを念頭に学園生活を振り返れば、自由と規律のバランスの取れた校風に、なるほど納得がいくことも多々思い起こされます。
城北学園同窓会は、卒業時に一括して同窓会費を支払うことにより、全員が加盟する組織です。個人情報が大切にされるあまり、希薄となりつつあった同窓とのつながりが、デジタル社会の到来を受け、むしろかつて以上に太いつながりが出来やすくなってきたものと思います。
そうはいっても、デジタル社会の変化のスピードは速く、次々に現れては消えるIT技術に追いつき続けるのは、年齢と共に徐々に苦労が増えてきます。私は、同窓会運営に当たり、「温故知新」をテーマに掲げ、先輩諸兄の大切にしてきたものを守りつつも大胆に先進的な技術を躊躇なく導入し、母校発展に寄与していこうと考えています。
卒業生の皆様におかれましては、常に母校に関心を向け、先輩後輩のネットワークを通じ、社会に貢献する有為な人材にならんことを心からお願い申し上げます。