城北学園同窓会について

城北学園は2021年11月1日に創立80周年を迎えています。現在、城北学園同窓会に登録されている会員は36,181名です(令和5年3月卒業生までの旧制城北中学、城北高校、城北高校定時制卒業生)。同窓会は卒業生間の親睦を深め、母校との連絡を密にして母校の発展に寄与し、併せて社会に貢献することを目的としています。

城北学園同窓会は、学校および同窓会で推薦された常任幹事により構成されている常任幹事会の執行機関である常任幹事運営委員会により運営されています。常任幹事会の役員は名誉会長である井上善雄城北学園理事長と小俣力学校長を含めて10名で構成され、そして、常任幹事から選出された31名の常任幹事運営委員(同窓会役員・運営委員リスト:PDFファイル160KB)で次のような事業に取り組んでいます。

  1. 会員情報の管理
  2. 会報誌、ホームページ、メールニュースなどによる情報発信
  3. 定時総会および必要に応じ、臨時総会等の開催
  4. 会員相互の親睦の為、ホームカミングの開催
  5. 母校が行う事業に対する協力
  6. 在校生に対する援助
  7. その他目的達成の為に必要な事業

 

現在の同窓会の組織は下記の通りとなっています(同窓会組織図 :PDFファイル81KB)。そして、同窓会の運営資金は会員の皆様に卒業時にお支払いいただいている「同窓会会費」で賄われています。令和5年3月末の手持ち資金は約6,770万円となっています。

総会は同窓会の最高議決機関であり、会長の承認、監事の承認、事業報告および収支決算の承認、事業計画および収支予算の承認、規約の改正、その他常任幹事運営委員会が必要と認めた事項等の議決、承認を行います。

幹事長は原則として定時総会前に、年次常任幹事会を開き、常任幹事全員に対して、定時総会に付議する事項の説明を行います。その方法は、書面または電子メールによるとなっています。

常任幹事会は、通常の会務を執行するため常任幹事運営委員会を設置しています。常任幹事運営委員会は、会長、副会長、幹事長をはじめ、その他役員で構成され、「総会に準ずる議決機関」(同窓会規約第10条)となっています。この規定により、コロナ禍で総会が開催できないという難局を乗り越え、予算の執行はもとより、全ての重要事項を議決することができ、同窓会を運営することができています。また、常任幹事運営委員会は総会に付議する事項全般、常任幹事運営委員の推薦と役員人事、予算外の収入、支出の追認、近藤基金運営への参加、その他、常任幹事運営委員会が必要と認めた事項の議決または承認をします。

常任幹事運営委員会は会務執行のために専門委員会を設けることができることになっており、現在、事務局に加え7つの専門委員会がありその活動が同窓会を支えることになります。常任幹事であれば運営委員でなくても委員会のメンバーとなることができます。会報誌に関して、2018年に郵送を60歳以上の会員に限定しましたが、2023年には久しぶりに住所が判明している会員約2万人に会報紙を発送します。また、ホームページの全面改定に伴い、広報とホームページが別々の委員会組織であったのを「広報・ホームページ委員会」として統合し、よりホームページによる閲覧に適応した会報紙の発行を目指し、そして、令和2年(2020年)発行の会報紙からカラー化を実現しています。また、2018年には、休眠状態であった「業種別ネットワーク推進委員会」が活動を開始し、現役のパイロット9名による座談会を開催することができました。https://johoku-obkai.com/class/1183/。さらに、2019年には、JICA経験の第35回生である阿部哲史さんの座談会を催し、どちらもホームページに掲載して大変反響がありました。https://johoku-obkai.com/class/1569/

2022年(令和4年)の定時総会がコロナ禍により中止されたのに伴い、6月4日(土)に総会に準ずる議決機関として常任幹事運営委員会が開催されました。新会長として、5月の常任幹事運営委員会で会長候補として承認されていた内野大三郎氏(第41回生-前副会長)が、出席した常任幹事運営委員全員(21名)の賛成により会長として承認され、城北学園同窓会第8代目会長に就任しました。内野会長は、「会の運営に当たり『温故知新』をテーマに掲げ、先輩諸兄の大切にしてきたものを守りつつも大胆に先進的な技術を躊躇なく導入し、母校発展に寄与していこうと考えています」、と述べています。

 

なお、前会長の若井康裕さんが2023年1月にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。若井さんは14回生で、同窓会第7代目の会長として2期5年を務められました。就任時から同窓会役員の若返りと世代交代の必要性を強調されていました。後任として41回生の内野会長へのバトンタッチが実現し、同時に役員の若返りが実現したのを見届けて安心されていたと思います。若井さんはクラブ活動の報奨制度を推進し、積極的に学校の活動に参加され、同窓会と学園とのパイプが太くなったことも同窓会運営にとっては大きな貢献です。ご本人にとって心残りだったのは、コロナ禍で総会やホームカミングが実施できず、同窓生同士の絆を強める機会が失われたことだと思います。

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