卒業生近況

1976年卒 笹嶋 政昭さん

世の中狭いものです

1976年卒業29回生の笹嶋です。在学当時は1年:神田先生、2年:遠藤先生、3年:北原先生のお世話に なりました。私はいろんな意味で出来の悪い学生だったので、当時の担任の先生方を悩ませてしまったはずです。 この場を借りて深くお詫び申し上げます。

そんな問題児だった私ですが、昨年秋には50歳の大台を迎えてしまいました。まさに光陰矢の如しです。

在学当時は化学部の所属で、日夜、化学室で妙なものを色々と作っていた記憶があります。それが高じたのか どうかは分かりませんが、今でも当時と変わらずモノ作り関係で生計を立てております。

私のここまでの軌跡ですが、城北を卒業後は北里大学薬学部から同大学大学院修士課程薬学専攻を修了し、 国産製薬企業、米国系診断薬企業、国産化学系企業の事業開発、研究開発分野で研鑽を積み、2007年から極東製薬工業株式会社と いう中堅の診断薬企業にて研究開発部の部長として部門の面倒をみております。毎日、多くの若い魅力的な人材に囲まれ、 自分の年齢を忘れることもしばしばです。

そして、世の中は狭いものですが、この会社の常務取締役で研究部門のある事業所の長も同じ城北高校の 出身者です。ただし、私よりも10年先輩です。互いに単身赴任をしている関係で朝の通勤もご一緒させて頂いております。

何の縁かは分かりませんが、同じ高校出身者が自分の上司ですから、何とも言えず親近感が湧くものですね。 大変頼りになる大物先輩の下で、日夜業務と格闘しております。

恐らく、私と同業者の方も多いかと思います。このウェブが賑わいを見せるようになれば、卒業生として 大変うれしいですね。

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