卒業生近況

1960年卒 佐藤 孝夫さん

「城北の追想」を読んで

梶間俊男先輩の「中学時代の原風景」を拝読しました。その中で梶間先輩が戦時下、宮城県栗原に食料調達によく行かれたとありました。

驚いたことに小生(当時、5歳~小学校低学年)も時代が少し後になりますが、疎開先が若柳町の関係で戦後の食糧不足を補うため、 父母の実家である栗原郡金成町沢辺村梨崎・姉歯又若柳町に米をもらいに行きました。

疎開先が若柳町だったので、母と一緒に小さなリックサックの下に米を入れ上に餅を詰めて背負わされ、 子供ながらも経済警察の監視にどきどきしながらSLの東北本線・常磐線を何回となく往復しました。

梶間先輩とは年代が少し違いますが懐かしい経験を少し共有させてもらいました。

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