2006年(平成18年度)城北学園同窓会総会議事録

日時:平成18年6月3日15:30~16:50
場所:城北学園講堂
司会:佐藤武久幹事長(9回生)
議長:杉崎完夫会長(旧制2回生、同窓会規約による)
書記:石川雅弥(13回生)

式次第にもとづき、杉崎会長、次いで、帖佐正雄学校長、下島PTA副会長の挨拶が行われた。

杉崎会長は、就任3期6年目となった今期も3万人強を擁する城北学園同窓会の活性化のために、 会報を発行しホームカミングデーを開催した、ホームカミングデーが同期会やクラス会開催の契機に なれば幸いである、今後の問題としては、個人情報保護法、コンピューター導入による名簿管理等が あるとの報告のあと、昭和40年築の大町山荘の改修・新築に関して、同窓会としてできる限りの協力を したい、との発言があった。

帖佐学校長は、新中学一年生が299名、同じく高校生が93名で、それぞれ7クラスと8クラス編成に なっていることの現状説明に加え、新中学生にアンケートを実施した結果、3/2が満足しており、 1/3がほぼ満足していると回答しており、満足をしていないと答えた生徒はひとりもいなかったことを 強調された。

下島PTA副会長は、早くも、9/23-24の文化祭の準備をスタートしており、活発な活動をしていることを アピールされ、卒業生の皆様にも参加してほしいとのことであった。

総会議事の進行に先立ち、佐藤幹事長より、今総会に提案されている6件の議案について、 4月29日に開催された常任幹事会で全て賛成の議決を得ている旨の説明が行われた。さらに、 当日の常任幹事会は、270名のうち75名が委任状を提出し出席が20名で、合計95名により議決された との説明が行われた。

<議案審議>

  • 議案(1) 平成17年度事業および活動報告
  • 議案(2) 平成17年度決算報告
  • 議案(3) 監査報告

上記の3議案について一括審議が行われた。(1)に関しては、平石副会長に代わり、吉田正美副会長 (8回生)より配布資料に基づき報告された。なお、資料にある打ち合わせ等の回数が、73回から70回に 訂正された。昨年のホームカミングデー出席者は254名であった。

同じく、配布資料に基づき、瀬戸川睦人理事(13回生)により、平成17年度の決算報告が行われた。 収入合計7,363,263円、支出合計5,895,788円、次期繰越金96,327,365円。 収入の部で、5万円の名簿代 予算に対して、159.4万円の収入となったのは個人情報保護法との関係による「駆け込み需要」だと 思われる。支出の部では、会報印刷費と会報発送費で合計330万円の予算計上であったが、実績として、 293万円強と削減できた。名簿委員会による住所整理による効果である、との説明が行われた。

繰越金明細
三菱東京UFJ銀行吉祥寺支店 95,002,571円
三井住友銀行 1,324,794円
合計 96,327,365円

次いで、森田監事により、収支報告書が相違ない旨の会計監査報告が行われた。

上記の(1)~(3)号議案について、反対意見や質問はなかった。

 

  • 議案(4) 平成18年度事業および活動計画(案)
  • 議案(5) 平成18年度予算(案)

上記2議案についての一括審議が行われた。(4)に関しては、平石副会長に代わり、吉田副会長より 配布資料に基づき報告された。今年の第6回ホームカミングデーは、第21回生から37回生の卒業生を 対象とし(合計、11,877名)、6回にわたるホームカミングデーで昭和期の卒業生すべてをカバー することになる旨の説明があった。

次いで、瀬戸川理事により資料に基づき18年度の予算案についての説明が行われた。361名の卒業生を 予定した卒業生名簿代と雑収入を含めた収入合計は5,254,500円、支出合計は前年度実績の5,895,788円に 対して5,254,500円となる。学校の経理処理との連携を考慮して、人件費と交通費が別々に計上されていた のを「旅費・交通」として計上する等費目を減らした旨の説明が行われた。その中で、柔軟に対応すること となる。

上記2議案に対する質疑応答に先立ち、杉崎会長より予算案に関して、「承認していただけるとしても、 削減を図る。(次期会長に)その方法を伝授したい」との発言があった。

上記の(4)~(5)号議案について反対意見はなかった。質疑応答は次のとおりである。

Q.
同窓会から、運動部のOB会に予算を補助できないか。柔道場にある三船久蔵氏による掛け軸が いたんでいるが、40万円前後かかると思われるが、その修復費を同窓会で持つことは出来ないか (8回生川上氏)
A.
ラグビー部、サッカー部、グリークラブ等からも話があるが、公平を期すことが重要である。 地域商店街もある。呼びかけるのであればすべてに対して行う必要があるので、順序を踏んで理事会で 検討したい(杉崎会長)。

Q.
上記の質問に関連するが、学校にある「文化遺産」を精査して欲しい(昭和34年卒安田氏)
A.
吉田副会長を中心にプロジェクトチームを結成し、そこで検討し、理事会に諮る(杉崎会長)。

Q.
大町山荘の修復に関して、その利用・活用状況は(昭和34年卒安田氏)
A.
山荘は昭和40年築で、その後大きな改修もなく今に至っている。そのため、今では壁に穴もあき、 一部雨漏りもある。学校関係では、新入生のオリエンテーション、高3の勉強合宿や中2の夏季林間学校等で 年間50日程度利用している。その他、卒業生、父母の利用もある。学校、PTA、同窓会の協力でリニューアル ができないか(帖佐校長)。
山荘は、敷地1430坪、建物315坪、木造瓦葺で、学校の持ち物である。PTAは入学時の積立金で対応すると 聞いている。学校から具体的なお話はないが、同窓会として皆さんのご意見を集約したい(杉崎会長)。

Q.
同期会やクラス会を考えているが、学校との接触方法や、同窓会からの補助金の可能性はあるか。 通信費にお金がかかる(昭和34年卒竹内氏)。
A.
ある特定の期に対しての補助はしない。皆さんお金をかけないでやる方法を工夫している。例えば、 会報発送時に、該当の期にのみ案内状を入れるとか、会報の中で呼びかけることも可能であろう。 同窓会が持っている住所データもお金をかけないで利用できる。場合によっては、同窓会室の利用も 可能であろう。一度やってみると事務費が工面できるのではないか(杉崎会長)。

 

  • 議案(6) 同窓会長の選任

佐藤幹事長より、杉崎会長から今年3月の任期満了をもって退任の希望が出たが、平石、 吉田両副会長と佐藤幹事長の3名で杉崎会長に来年3月までの留任をお願いし、一年間会長の任期を 延長することの了解が得られた旨の説明が行われた。

任期を一年に限定した杉崎会長の再任が全員の拍手で承認された。

以上